シュルレアリスム研究

レメディオス・バロ ―月夜のダークファンタジー― I

(以下再録) ある友人からレメディオス・バロ展のカタログを借りるという幸運に恵まれまして、そこから覚書として抜き出し、意見を述べてみようというシリーズ企画です。でも、あくまで覚書です。気が済むまで書いたら、まとめてキーワード化する予定。 第…

アンドレ・ブルトンと幼年時代

「宣言*1」の冒頭で、ブルトンはこう述べている。 豊かだとか貧しいとかいうことはとるにたりない。この点では、人間はまだ生まれたばかりの子供のままだし、また道義的意識への同意については、そんなものなどなくても平気でいられるということを認めよう。…

アンドレ・ブルトンと労働についてのメモ

再録。かなり前に書いたものなので、いろいろアレです。 アンドレ・ブルトンと労働はの冒頭で、労働についてちらっと触れている。「ナジャ」でも書かれていて、ブルトンが労働反対者であったことがわかる。しかしなぜブルトンは労働を嫌っていたのだろうか。…