パート3・有袋類賛

俺がホームステイしていたホスト・ファミリーの人たちが動物園に連れて行ってくれました。ケアンズのシティ内にある方ではなく、ケアンズからポート・ダグラスまで行く途中にある方です。シティにある方はしょぼいらしい。

・カンガルーが放し飼いされています。入場料を払うときにエサもいっしょに買い、カンガルーにあげることができます。でも暑くてだれているのか、みんな寝そべっていてあまり積極的に食べに来ません。俺はエサに向かって怒涛のように集まってくるカンガルーを想像していたのですが(笑)、意外と大人しかったです。そして、カワイイです。何かきょとんとしているところがカワイイ。


・そして、クロコダイル!巨大鰐ですよ巨大わに。長さが8メートルとかあるやつもいて、そのでかさに驚きました。でもワニってあまり動かないんですね。エサも1週間に2キログラムしか食べないらしい。長期間エサがなくても生き残れるようになってるんですねー。ワニにエサをやるワニ・ショーは、すごい迫力でした。また、小さな子供のワニを持たせてもらって写真が撮れるコーナーもあります。


・そして一番印象深かったのがキャソワリ。日本語ではヒクイドリ(火喰鳥)と言います。ダチョウに似た体型をしたかなり大きな鳥で(たぶん体高1.5メートルぐらいはありました)、とても美しいです。(右の写真は全体像ですが、顔は後ろを向いています。)頭の上に硬いトサカのようなものがあります。俺が見たときは2羽のヒナもいました。ヒナは茶色でうり坊のような縞があり、子育ては父親の役割だそうです。オスとメスの成鳥どちらも見ましたが、色に違いはありませんでした。
ニューギニアとオーストラリア北部の一部にしか生息していない鳥で、絶滅危惧種です。俺が見たヒナたちが無事成長しますように。
 


・そしてオーストラリアで一番かわいい動物と言えばウォンバットです。日本人はウォンバットと聞いて「何それ?!」という人が多すぎる!みなさんウォンバットを知ってください。
ウォンバットはコアラやカンガルーと同じ有袋類です。見た目は大きなねずみ、なんとなくカピバラに似ていますが足が短く、長くて鋭い爪があります。巣穴を掘るためです。そのためコアラやカンガルーとは逆にお腹の袋の口は後ろ向きについています。(前向きについていると、掘った土が袋に入ってしまうためです。)
さらに詳しい説明、写真は以下のサイトを参考にしてください。(ちなみにWikiウォンバットのページに載っている写真はあんまりかわいくない。本物はもっとかわいいです。)


ウォンバット ホームページ……ウォンバットの詳しい説明や写真があります。
WOMLAND……多摩動物園ウォンバット、チューバッカのページです。写真はめっちゃかわいいです!


ウォンバットは夜行性なので、俺が見たときは寝てました。穴から身体の半分だけを出し、仰向けの、かなり無防備な状態で寝てました。フラッシュをたくと起こしてしまいそうだったので、写真は撮りませんでした。


・あとコアラを抱いて写真を撮れるコーナーですが、1回18ドルかかり(日本円に直すと1500円ぐらい)、ボッタクリのような気がします。なので俺は撮りませんでした。そのほかヘビ館もおもしろいです。巨大ニシキヘビが見られます。オーストラリアには小さなものから大きなものまで、毒ヘビも多数生息しているそうです。
鳥もたくさんいました。


仲良さげなカップル。


ワライカセミ