アンディ・ウォーホルの

「ぼくの哲学」ですが、おもしろいです。
気に入った一節を引用。

ぼくは都会っ子だ。大きな都市には公園という小型の田舎を作ってあるから行けるけど、田舎に行ったって小型の都会はないものね、だからホームシックになるんだ。
(中略)
都会では公園の木でさえ一生懸命働く、人が多いから酸素と葉緑素を作らなければならない、それはもう大変なものだ。カナダに住んでいたら君一人のために百万本の木が酸素を作ってくれてるかもしれない。だから木一本一本はそんなに懸命に働かなくてもいいと思う。タイムズスクエア辺りの街路鉢の木は何百万人のために酸素を作っている。ニューヨークでは木だってがんばらなくっちゃと思っている。見ればわかるよ。

こういう考え方好き。
なんか子供みたいに純粋な発想で好感が持てる。
この本には会話をテープにとったものから起こした章も
あるけど、それも面白い。
全体に映画みたいな印象。
それに、ところどころさりげなくうんこネタを散りばめるセンスは
見習おうと思った。
眼鏡かけてスーツ着てる写真はまじめそうに見えるから、
うんことか言うとは思わなかった。

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