「託宣だ!」コッピー、うちにくる

夜、何度も目が覚めて夢ばかり見る。その夢の中で、ひときわ印象的な夢があった…。それは、俺が狭苦しい店に置いてある巨大水槽から奇妙な魚たちを飼うために選んでいる、という夢だった!夢から覚めると、夢うつつに「俺は魚を飼うんだ、飼いたい!」という気持ちがどっと押し寄せてきた。今までそんなこと考えたこともなかったのに。
翌朝考えてみると、魚を飼うには水槽やヒーターやなんかがいるし、うちにはそんなもの置くところがない。それにえさ代、電気代、いろんなものが必要だ。どう考えても現実的でない話だ。俺は忘れようとした。
だが、なぜだか「魚を飼いたい」という気持ちが離れない。もしかしたら…これは俺に「魚を飼え」という託宣ではないのか!
そう思い、「初心者 熱帯魚」や「簡単に飼える魚」などでググってみる。やはり、熱帯魚を飼うには初心者用でも大きな水槽がいるようだ。あきらめずいろいろググっていくと、気になる「コッピー」という言葉が。簡単に飼える魚らしい。調べてみると、コッピーとは密封した容器で飼える小さな魚で、寒さにもつよく、えさも少ししかいらず、初心者向け。飼い方の説明書もついたセット安くでがあるとのこと。しかも、それを売っている店が、仕事帰りに寄れるところにあることが判明。やはり、託宣か!
さっそく仕事が終わるとその店に行ってみる。インテリアの店だ。魚も何種類か売っている。コッピー発見。片手に載るぐらいのまるっこいガラスびんにコルクのふたがしてあり、中に小さなコッピー2匹と水草が入っていて、それと説明書、えさ約半年分、水かえのときにいれるバイオ液、えさ用スプーンのセットで約2000円。安いので、これなら俺にも飼える!店の人に話を聞くと、えさやりは2、3日に一回、水かえは1ヶ月に1回でいいという。手軽だ。
というわけで、コッピー2匹を昨日から飼っている。コッピーはめだかに似ていて、ひれの先が赤くてかわいい奴らだ。無事に育ってくれれば、と願っている。


コッピーについてはこちらを参照↓