ケアンズでCカードを取る・準備編

1.水着
日本で買って行ったほうが良いです。俺はよくわからないのですが、なんか向こうのは質が悪いらしいので。
別にキニシナイ人は、どっちでもよいでしょう。


2.健康診断
ダイビングのコースを始める前には健康診断を受けなくてはなりません。ダイビングはある程度生命を危険にさらすことでもあるので、健康状態を医師に診てもらう必要があるためです。さらにケアンズは他のどの場所よりも健康診断が厳しいところだそうです。この健康診断はシティからほど近いところにある、24時間病院で受けることができます。ここには24時間日本人医療サービスがあり、ダイビングの健康診断を受けに行く時も日本人のスタッフが親切に説明してくれるので安心です。(そしてこのスタッフさんは、関西人です。)
厳しいとは言っても専門的な検査をするわけではなく、問診表は自己申告ですし、医師には簡単な質問をされて心音を聴かれるぐらいです。この「厳しい」というのは肺活量テストのことだと思います。最初に身長と体重、年齢を申告し(それによって合格ラインが決まるためです)、なんかトイレットペーパーの芯みたいなものをくわえて息を吹き込み、その量をデジタルで計測します。俺は実はむかし小児喘息もちでしたので、肺活量がかなり少ないのです。それで、1回では合格せず、2回目も合格せず、3回目でやっとOKでした。スタッフの方が、なんとか合格するようにと必死で励ましてくれたおかげだと思います。肺活量に自信のない人は、最初に身長を申告するときにサバを読まないように。本当の身長より高い数字を申告すると、その分合格ラインが高くなってしまうためです。なので正直に申告しませう。
医師の診察ですが、医師はオーストラリア人ですので、英語で質問をされます。このとき分からないまま適当に「イエス」「ノー」を言わないこと。分からなければ聞き返しましょう。分からないまま返事をしてしまうと、誤解が生じてしまう可能性があるためです。そのせいで不合格とされてしまうことのないように。…とは言っても俺のようにむかし小児喘息でしたとかそういうことが無ければむずかしい質問はほとんどされませんので安心を。たしか耳に異常はありませんか、とか聞かれた気がします。これは重要なことで、飛行機に乗っているときに耳が痛くなったりするような人は、そのことを医師に相談する必要があります。
ところで小児喘息だった人がダイビングを始めることができるのか、ですが、俺について言えば、OKでした。小児喘息は10年以上前に完治していましたし、肺活量テストにギリギリとはいえ受かったのでOKということです。ただ、喘息や気管支炎で現在も治療を行っている人や頻繁に発作が出る人は受からない可能性が高いです。また、自分では「大丈夫!」と思っていても、診察をした医師がノーと判断したらノーです。ダイビングをするときには非常に肺に圧力がかかり、肺に異常のある人にとってはその負荷が命に関わることになりかねないためです。なので、肺の異常については必ず申告し、合格か不合格かは医師の判断に委ねましょう。
この診断は何も異常が無ければ30分ぐらいで終わります。そして、合格・不合格に関わらず49ドル50セントかかりますのでご注意を。なんかこれ、高すぎです。ボッタクリですね。


3.その他持っていくもの
バスタオル、2枚持っていったほうが良いです。あと、船酔い対策に酔い止めの薬。いわゆるseasick medicine。 必須です。ちなみに俺は生まれてから一度も船酔いをしたことがありません。それでも今回は念のため持っていきました。
そして、やはり一番重要なのは自分の体調を整えることです。前日にお酒を飲みすぎない、寝不足のまま行かず、きちんと休養をとることです。それさえOKなら、準備万端です!