真世界アンバー1 レビュー

読み終わった。読み出したらとまらない本なので、わざとゆっくり我慢して読んだぐらい…( ´д`)
これは、ファンタジーと言ってもちょっとSFの入ったファンタジーで、冒頭からサクサク読み進められる。読み進むうちに、「真世界アンバー」がどういうものなのか徐々に分かってきて、その世界観に惹かれる。存在を物質中心で考えるのでなく、精神性、それも、時間や空間を超越した精神性を中心に世界が存在している。夢の中でみるような幻想的な世界なのだが、物語の主題は、ごく現実的なもの。その現実と幻想の同居具合が心地よい。
ぜひ2以降も手に入れたい。